最近はトカゲを飼う女子が多くなっている

爬虫類が苦手な方も多いのですが、意外と女性はトカゲ、蛇などが好きという人が多いです。
特に最近はトカゲ類をペットとして飼うという女性が多くなっていて、様々なトカゲ類がペットとして飼われています。

爬虫類の中でも人気が高いのが、ヒョウモントカゲモドキというトカゲで、レオパードゲッコーという英名を略して、レオパなどと表現され、その色の美しさと可愛い顔から非常に人気が高くなっています。
しかし犬や猫と違い、爬虫類ということで飼い方等もしっかり理解していないとなりませんし、病気にならないようにヒョウモントカゲモドキの習性なども理解が必要です。

飼育するために必要な準備

ヒョウモントカゲモドキを飼う場合衣は、40cmから50cm程度のケージ、口が広く重さのある水入れ、パームマット、ウッドチップなどの床材、シェルター、パネルヒーター、湿度計などが必要になります。
成体の大きさがだいたい25cm程度ということなので、最終的に成体になっても余裕をもって飼うことができるようにこのくらいの大きさのケージが必要です。

壁に張り付くことが出来ない個体で、3D的な動きがないので、高さがある程度あれば脱走もできないです。
ガラスやアクリルなどのケージがありますが、ガラスが最も種類も多く、安く、プラスチックよりも傷つきにくいということからオススメです。

床材は糞尿で汚れたものを定期的に取り換えることが必要となるので、取替が簡単なキッチンペーパーなどでも代用できます。
みた感じをよくしたいということなら、パームマットなどの床材にするときれいです。

シェルターはヒョウモントカゲモドキの特性を知ると必要不可欠なものです。
昼間は隠れて潜んでいるという習性を持っているので、こうしたシェルターなどがあるとストレスなく落ち着いて過ごしてくれるのです。

また爬虫類は変温動物なので、体温調節を自分で行う事が出来ないため、パネルヒーターなどが必須です。
暑すぎると困るので、床半分くらいのパネルヒーターを用意し、暑すぎた場合に逃げる場所を作ってあげることがポイントです。

食べ物はちょっと気持ちが悪い・・・

ヒョウモントカゲモドキは野生にいる時、コオロギなどを食べています。
そのため、普段の食事はコオロギ、ミルワーム、また個体によってはピンクマウスを食べることもあります。

飼い始めは環境になれていないので、ピンセットで餌をあげても食べないという心配な状態ですが、コオロギやミルワームを飼育ケージの中に入れておくことで、食べてくれると思います。
どう見ても食べる量が少ないと思う時には、爬虫類専用の栄養補助食品がありますので、ペットショップで聞いてから使用方法をしっかり理解し与えてみるといいでしょう。

コオロギがメイン、ミルワームはあげすぎないことが大切です。
消化が悪くカルシウムとリンの含有量が高いので、ヒョウモントカゲモドキの健康ということを考えると、たまにあげるのが好ましいといわれています。

餌を食べない時にはタイミングを見て除去し、ケージの中で菌類が発生しないように努めます。

犬や猫と違い、こういう風に飼えばいいだろうという予想が出来ない爬虫類なので、飼う前に、トカゲの習性など本を読んで知識を得ておくこと、またペットショップの方に相談しながら飼う方がいいと思います。