めちゃくちゃかわいいキンクマハムスターをペットにするために

ハムスターはペットの中でも小さくてかわいくて、また飼いやすいということで人気があります。
中でもキンクマハムスターは、非常に可愛く、ペットショップにいるハムスターの中でも非常に人気が高いです。

家にペットとして迎える時、キンクマハムスターはどれでも一緒ということはなく、人間それぞれに違いがある様に、キンクマハムスターにも性格の違いなどがありますので、飼うことになったキンクマハムスターはどんな性格をしているのか、どんな子なのか、しっかり把握しておくことも大切な事です。

キンクマハムスターとはどんなハムスターなのか?

アプリコット、杏子の毛色で、ふっくらしたフォルムがあり、耳の裏が黒いというところがまたキュートなキンクマハムスターは、ゴールデンハムスターを品種改良させた種類なので、原産国がなく、野生に存在しないハムスターです。
全身のカラーがブラウンのゴールデンハムスターが以前はキンクマハムスターと呼ばれていたのですが、最近はアプリコット色の毛をもった種類をキンクマハムスターと呼んでいます。

まだ珍しいのですが、長毛や光沢があるサテンタイプなど、今様々なキンクマハムスターが登場しています。
遺伝子的にゴールデンが強いので、生まれてきた子供がキンクマハムスターになるかというと、そうでもなくゴールデンとして生まれる子も多いです。

オスよりもメスの方がちょっと大きいというくらいでオスとメスの体格差はありません。
オスの方が大人しく、メスの方が攻撃的という性格の違いがあるようです。
メスの場合、性器臭があるのでオスよりも匂いを強く感じるかもしれないので、匂いが苦手という方はオスの方がいいと思います。

キンクマハムスターの生活の場を作る

ケージが必要となりますが、金網のケージは事故が多く、足が挟まる、転落して骨折するなどリスクが高いです。
また2階建てのかわいいケージもありますが、これも事故が多いので避けます。

ハムスターは足の神経が断絶してしまうと壊死することもありますし、何と自分で食いちぎるという行為をする子も出てきます。

プラスチック製のケージや水槽が無難で、掃除の際に重さが気になるようならプラスチック、アクリルなどがいいでしょう。
もっとも理想的な広さが幅60cm、奥行き45cm、高さ30cm位といわれています。
ケージが狭いとストレス、また運動不足となり広くても落ち着いてトイレ出来ないなど、結構ハムスターは神経質なので広さもしっかり考えてあげてください。

ケージは風通しがいい場所、日当たりがよくて震動、騒音が少ない場所に設置し、ケージ内に体の2倍から3倍程度の巣箱を用意します。
広葉樹チップ、細かく切った新聞紙などを敷き詰めます。
ひっかき癖があるのでタオルは入れないほうがいいと思います。

給水器、砂入りのトイレ、回し車で運動不足解消・・・と、この位のグッズを用意しておけばいいでしょう。

清掃はしっかり行いストレスがない空間にしてあげましょう

常にケージを清潔にすることでキンクマハムスターが安心して生活できるようになります。
餌をあげる、清掃するなどの時に飼い主さんの匂いを覚えてくれるので、慣れてくれるまでは無理に触るようなことをさけます。
床の清掃は週1回、ケージ全体に清掃は月1回行います。

古いエサなどは定期的に捨てて、新しいものを入れてあげる、また気温が低く、20℃未満になってきたら、ハムスター専用のヒーターなどを入れてあげる方がいいです。
10℃を下回るとハムスターの体が弱っている場合、死亡することもあります。