久しぶりの家族で過ごす時間が増えた

今まで、社長業を一生懸命やってきた時には、正直なところ、晩御飯がゆっくり食べれるほど早く家に帰れるということはまずありませんでした。
朝は起きるのがちょっと遅めということもあり、朝食は特に食べずに出勤することも多々ありあました。
休日も付き合いなどで出かけることも多く、家にいても自分の趣味を優先させる、そんな感じの生活が続いていましたね。

そのせいか、なかなか家でゆっくりする時間帯がつくれず、家族と食事をするというような時間帯もあまりなかったです。
今は、社長職を引退すると決めて後継人に引き継いでいるので、引継ぎの必要な時間帯を除けば早く帰宅できるようになってきていますね。

特に、仕事が立て込んでいない時は、定時で帰るといったこともできてしまうので、以前の自分の生活と比べたら180度生活が変わっています。

今は新しく頑張ってくれるであろう新社長が、色々と必死になってくれている時期でもありますので、温かく見守ろうと思うことが多いです。
そのおかげで、家族と一緒に晩御飯を食べるということも当たり前になってきているのですが、やはり多少は照れくささも出てきますね。

妻とは普通に食事して、違和感なくしゃべることができますが、子供としゃべる時がちょっと緊張してしまうという、なんて情けない自分。
自分の家族なんだから、緊張とかしないで話をするのが普通なのですが、何しろここの所ずーっと忙しく帰りが遅かったので、いざ一緒に食事となると、何を話したらよいのかわからなくなるものですね。

家族で過ごす時間の大切さ

何回か一緒に食事をしていくうちに、だんだんと色々な話が出来るようになってきたからやっと、最近慣れて来たなと感じるようになりました。

本来、食事というのは家族とのコミュニケーションを図る大事な場面ですが、今までそれが出来なかった分、若干、食事の時に私が緊張してしまうという事態になったわけで。
社長職はやりきった!と言う気持ちでも、家庭面ではまだまだだな、と思えることが出てきました。

最近は、息子が仕事のことについて相談をしてきたり、娘とはテレビの話題について色々と話したりといった感じで、だいぶ会話も増えてきているので、お恥ずかしながらも、家族とはこういうものなのだろうなと実感している自分がいて、楽しんでいたりします。

娘も来年大学生になり、新潟大学に進学を予定しているので、一人暮らしをするための物件探しとかの話も妻と娘の会話に混ぜてもらっています。
新潟大学の学生寮が、来年春に新しくできるようなので、せっかくなら新築の学生寮でのびのびと勉学に励んでもらいたいですね。

こうして時々、家族について考える時間や、家族と一緒に過ごす時間というのは大事な時間になってくるのでしょうから、この先引退をした後でも、家族と一緒にいられる時間を確保していけたらいいなと思いました。

これを読んでいる仕事一筋で家に帰る時間帯が少ないお父さん。
ちょっと一息入れて家族の時間を持つということも考えてみてはいかがでしょうか。