七福神をめぐる

日本は八百万の神がいると言われる、独特の宗教観があります。
ただ、そんな日本の数多い神のなかでも、特に有名なのが「七福神」ではないでしょうか?
大黒天・恵比寿神・毘沙門天・布袋尊・弁財天・華福禄・吉祥天の七人からなる七福神をモチーフにした場所というのは日本各地にあります。

さて、実はその七福神廻りは、我が雑司が谷でも出来ます。
実は雑司が谷七福神廻りはまだ始まってそれほど時間が経っているものではないのですが、今回妻と一緒にちょっと楽しんできました。
どんな七福神廻りになったのか、簡単に紹介していきたいと思います。

まず雑司が谷七福神廻りのスタートは案内所探しからでした。
意外に目立たないのでしっかり探さないと時間が掛かってしまうかも知れませんね。
青い布看板と提灯が特徴の案内所で、大体雑司が谷駅から鬼子母神の方へ2分程の場所でした。

この案内所で雑司が谷の七福神地図を受け取って、そこから歩き始めました。
一緒に巡った場所を記録することが出来る色紙もあったので、こちらも安かったので購入、この2つを共にして七福神めぐりをスタートしました。

まず最も近くにある七福神が、大黒天です。
大黒天は前述の鬼子母神にあるので、案内所からそう遠くなく、すぐにたどり着くことが出来ました。
そこに御朱印が置かれていたので、先ほど購入した色紙と、自分の手帳に押しました。

この七福神めぐりはどうやら地域で進めているようで、この時に声をかけてくれる人がいましたね。
次にどこに行くのかまだ決めていなかったので話を聞くと、どうやら大鳥神社の恵比寿様が近いとのことだったので、そちらに向かうことにしました。
ここでも御朱印を押して、次は弁財天です。

残りの5柱廻り

弁財天は小さな石碑という形で観静院にありました。
石碑自体は目立ちませんが、どの七福神様のところにも赤い上りが立っているので見つけるのは簡単です。
ただ、次の布袋様を見つけるのはちょっとだけ手間取りましたね。

というのも、この布袋様、神社などにおいてあるのではなく、ビル一階においてあったのです。
一応神殿はありましたが、全くこの辺にあるということを予想していなかったので一度通りすぎてしまい、戻ってくることになりました。
布袋様の本尊は見慣れた親しみ深いものでした。

そして今度は池袋駅の方に向かい、華福禄寿のおわす仙行寺へ。
上りは小さかったのですが、今度は場所が分かりやすいので迷うことはありませんでした。
池袋駅から近いので、ここからスタートするのもいいかもしれませんね。

さらに2キロほど歩いて、文京区の鬼子母神で吉祥天の御朱印を頂きました。
最後に残った毘沙門天のところには、毘沙門天の御朱印と七福神制覇の御朱印が置かれているので、一番最後に来るといいですね。